もう8月も終わりですね。あっという間。
夏が終わるのは悲しい気もしますが、
スポーツの秋がもうすぐ始まります。
そんな時期に、知ってて損はない関節の話です。
身体にある関節は大きく分けると2種類に分けられます。
可動域が広く、動くことがメインの機能のモビリティ関節呼ばれる関節と、
あまり可動域は広くはなく、安定させることがメインの機能のスタビリティ関節です。
この2種類の関節が、画像のように交互に並んでいます。
その為、モビリティ関節の可動域が狭くなると、その隣にあるスタビリティ関節が本来の可動域以上に動かなければならなくなり、ケガや痛みに繋がる可能性が出てきます。
また逆に、スタビリティ関節がしっかり安定していないと、隣のモビリティ関節の可動性が下がり、動きのパフォーマンスが落ちることもあります。
動かすべき関節と、安定させる(固める)べき関節は別で、それぞれの機能が発揮できていないと隣の関節にも影響が出るということです。
これはジョイント・バイ・ジョイントアプローチと呼ばれるトレーニングの理論です。
これまでお客様の身体や動きを見て感じるのは、スタビリティ関節の安定性の低くさよりも、モビリティ関節の可動域が狭くなっているケースが多い事で、特に胸椎(肩甲骨周り)と股関節の可動域が狭くなっている方が多い事です。
当ジムではトレーニングやその後のストレッチで、ただ単に鍛える事だけでなく可動域を広げる事も意識していますが、ご自身でストレッチをする際にもモビリティ関節(特に肩甲骨周りと股関節)を意識して行ってみて下さい。
意識してストレッチするだけでも、かなり成果は変わると思います。
僕自身は股関節の硬さを感じていたので、3ヶ月ほど重点的にストレッチをしていた時期がありますが、可動域が広がり、スポーツでの動きやすさが上がりました。
ネットで「股関節のストレッチ」などで検索すると、動画がたくさん出てきますので、参考にしてみて下さい。
僕が頑張って動画を作ったとしても、到底及ばない分かりやすい動画ばかりです。
ストレッチでしっかり可動域を広げて、スポーツの秋を楽しみましょう!