走れ、絶望に追いつかれない速さで。
タイトルに惹かれて最近見たDVDです。
ざっくりしたストーリーは、突然自殺した親友の自殺の理由を探しに行くというものです。
これだけ書くと暗そうに思われるかもしれませんが、結構前向きな内容です。
主な登場人物の年齢がだいたい22歳ごろから24歳ごろまでの話です。
ちょうどその年の頃の自分の考え方や時間の使い方や
周りの人の対する言動を、特に最近になってちょっと後悔していました。
もっと色んなことを大切にすれば良かったな。子供だったなあという感じです。
でもこの映画の中で、飲んだ後に始発の電車までの時間を潰すために
ビルの屋上でなんでもない話を2人でするシーンがあるんです。
全く同じではないですが、こういったことの経験はあって
なんだか懐かしくなりました。
こういった過ごし方は、無駄のようで無駄ではなく
若い時だからこそ出来る事なんだと思うんです。
そう考えると、もったいないと思っていた自分の過ごし方、20代前半の自分自身が
それはそれで良かったのかなと思えてきました。
正直、とても面白いと思ったわけではありません。
他の映画やドラマで観たことのある俳優さんは2人だけですし。
でも、所々カメラの撮り方が変わってますし、風景が綺麗。
グッとくる点が幾つもある映画です。
観る物が無い!って時には観てみて下さい。